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上田 敬子さんのお嬢さん(12才)兵庫県


私には今年中学1年生になる娘がいます。娘は食道が閉鎖し(*先天性食道閉鎖症)肛門があるべき場所にない状態で生まれ、生後間もなく手術を受けなくてはなりませんでした。その上、生後3ヶ月目の検診で、*先天性側弯(そくわん)症、ぜんそく、アトピー性皮膚炎を持っていることもわかり、幼い頃から入退院を繰り返していました。

 特に、アトピー性皮膚炎とぜんそくの症状はひどく、一方が落ち着いたかと思うともう一方の症状がひどくなるのが常でした。アトピー性皮膚炎で、顔や手足が真っ赤に腫れ、皮膚科で処方された塗り薬(ステロイド剤)と飲み薬で治療をしていました。しかし、あまり効き目がなかったので間もなく使うのをやめて、温泉療法や健康食品等、ありとあらゆるものを試してみました。しかし、残念ながら目覚ましい効果があるものには出会えず、症状はよくなったり、悪くなったりを繰り返していました。また、ぜんそくの発作で病院に運び込むこともたびたびでした。先生から「あと1時間連れてくるのが遅れれば危なかったですよ」と言われ、入院して治療を受けたこともありました。その上、夏場はよく大量の鼻血を出し、側弯症のために、足腰の痛みをうったえることもしばしばでした。幼い娘が「私はどうしてこんなからだで生まれたの?」と泣くのを見ているのは大変に辛いものでした。

 小学校の高学年になって、側弯症と食道閉鎖症の手術(食道の拡張手術)をしました。それからはいくぶん楽になったようでしたが、アトピー性皮膚炎とぜんそくの症状は続いていました。特におしりにできた炎症はひどく、痛みと出血に悩まされていました。
 今年の3月のことです。娘の体調を心配した友人から黒酵母βグルカンのことを聞きました。「患部に塗ってみたら?」と勧められ、「天然のものだし、これで治れば…」と思いさっそく試してみることにしました。
 黒酵母βグルカンを塗ってみたところ、娘は「かゆくて我慢できない」と言うので、塗るのをやめて1日に1袋を飲ませました。すると、1週間後にはかゆみがなくなり、少しずつ炎症も治まってきました。そして、1ヶ月後にはあれほどひどかった炎症が消えてつるつるの肌に戻っていました。また、毎年夏場になるとよく出していた鼻血が今年は全く出なかったので本当に驚いて、黒酵母βグルカンの力を実感しました。その上、黒酵母βグルカンを飲み始めて以来、ぜんそくの症状も軽くなり、今では薬をもらいに通院するだけでよくなりました。最近は「からだが重い、足腰が痛い」と言うこともほとんどなくなり、毎日元気に20分の距離を自転車で通学しています。からだの調子がよいせいか性格が明るくなり、学校生活を楽しんでいる娘の姿を見ているのは母親として本当に幸せです。
また、娘と一緒に家族で黒酵母βグルカンを愛用したところ、私自身のアトピー性皮膚炎も快方に向かい、76才の義母の圧迫骨折も信じられないほどの早さで回復し、黒酵母βグルカンは今や、私たち家族にとってなくてはならないものになっています。

*先天性食道閉鎖症:妊娠初期に胎児の体内で、食道が正常に形成されなかった疾患です。食道が胃とつながっていないため胎内で羊水が増え続け、妊娠7〜8ヶ月目で『羊水過多症』と診断されるケースが6割を占めます。

*先天性側弯(そくわん)症:生まれながらに背骨に奇形がある疾患で正面からのレントゲンで四角であるはずの椎体(背骨を構成する骨の一つ)がひし形であったり、片方がくっついていたりしている状態です。治療は、必要に応じて装具治療を開始します。あまり低年齢では装具装着が困難で、2〜3才が下限です。可能な限り装具でコントロールしますが、弯曲がひどくてバランスが悪いときは必要に応じて10才以降に固定の手術を行います。