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纐纈 幸子さん(49才)岐阜県

リウマチが発病したのは、20才のときでした。はじめのうちは、関節が痛んでも、症状が続くのはせいぜい数日です。それまでの私は、病気とほとんど無縁でしたから、この症状を軽く見ていました。しかし、痛みは徐々に慢性化し、指の関節の痛みから、箸を持つことすら大変になり、足首の腫れがひどくなって、ついには歩くことさえ困難になりました。仕事は辞め、1日の大半を家で寝て過ごすようになり、寝ているそばを、誰かが歩くだけでも痛む。こんな状態に陥って、私は死にたいとまで思いました。しかし、からだの自由がきかない私は、自分で死ぬことすらできなかったのです。

 といっても、医者にはかかりましたから、処方された薬でなんとか小康を取り戻すことはでき、幸いなことに、23才のとき結婚もできました。伴侶は私の持病をよく理解してくれました。リウマチとともに生きる私を、応援してくれたのです。ただ、症状は一進一退をくり返し、関節の変形は進行しました。そして、38才のときに、肝臓ガンで夫を失い、支えを失った私は、心身ともに疲れきった生活へ再び突き落とされてしまいました。

 黒酵母βグルカンに出会ったのは昨年のことです。熱心な友人の勧めからでした。早速試してみると、2、3日で頭がスッキリし、後頭部の痛みが取れ、からだが軽くなりました。さらに続けると、蜂に刺されたようだった指の関節から、腫れがひいていきました。水がたまりやすかった膝からも、腫れが取れていき、これは効くぞと感じました。すでに1年がたちますが、知人からは、歩くのが速くなったといわれます。血液検査の結果では、リウマチ反応の値が正常近くまで下がってもいます。お蔭で、体力が全般的に回復してきました。20才以来のとてもいい体調が維持できているのです。そんな今、私が思うことは、ガンだった夫にも黒酵母βグルカンを試してもらいたかったということです。「おとうさんも、きっと回復しただろう」と思えて、残念でなりません。