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開腹手術を免れ1年経った今はガンを患ったのが信じられないほど元気にしています
勅使川原 やゑ子さん(68才)大阪府

去年の4月のことです。娘が出産のために入院した際に、私もよい機会だと思い、ごく軽い気持ちでその病院で婦人科検診を受けてみました。

卵巣が8センチほどに腫れていることがわかる

 ところが、検査(エコー、血液など)の結果、右側の卵巣が8センチほどに腫れていることがわかり、総合病院で再検査を受けるように言われました。先生がおっしゃるには、私くらいの年齢の平均的な卵巣の大きさは親指くらいなので、どのみち切除する必要があるとのことでした。私はとっさに「ガンかもしれない」と思い、先生に尋ねましたが、この時点では断言できないと言います。

卵巣ガンと診断され卵巣と子宮を摘出

 すぐに紹介先の病院に行き、再検査を受けたところ、私の予想どおり、卵巣の腫れはガンによるものだということがわかり「なるべく早めに卵巣と子宮を切除する手術をしましょう」と言われてしまったのです。
 年齢的にもう必要ないせいか、子宮と卵巣を切除することにそれほど抵抗はありませんでしたが、開腹手術というのはとても不安なものです。そんな胸のうちを娘に話したら「いいものがあるから、騙されたと思って飲んでみて」と言い、黒酵母βグルカンをくれたのです。私は「とにかくできることは何でもやろう」という心地だったので、勧められるままに手術の2週間ほど前から、1日に8袋を飲み始めました。
 それが功を奏したのか、手術(4月14日)後の経過も良好で、先生からは「術後とは思えないほどお元気ですね」と驚かれました。また、その後間もなく受けた抗ガン剤治療の副作用も他の人に比べて随分軽いようでした。もちろん、吐き気や食欲不振はありましたが、他の人が「水分もとりたくない」とか「白血球の数値が規定値にならない…」とこぼしているなか、順調に治療を受けることができました。

直腸に大きなガンが3つもできていることがわかる
 
あと2〜3日後に退院がせまった6月中旬のこと、突然血便が出ました。一体どうしたのかと思い、検査を受けたところ、直腸に大きなガンが3つもできていることがわかったのです。内視鏡に映った画像を私も一緒に見ていましたが、大きめのキンカン大のものが3つ連なってできていて、それはそれはひどい有り様でした。

ガンが大きすぎて、内視鏡ではとれないと言われる

 先生から「これだけガンが大きいと、内視鏡ではとりきれません。開腹手術が必要です。でも今は抗ガン剤治療で体力が落ちているから、体力の回復を待ってからにしましょう」と言われ、予定通りに一旦退院することになりました。
この宣告を受けて、私は卵巣ガンのときとは比べ物にならないほど大きなショックを受けました。卵巣ガンからの転移ではないと聞いてはいましたが、またガンにかかったことへのショック、そして、開腹手術をもう一度受けることに対する不安と恐怖で、しばらくの間呆然としていました。

黒酵母βグルカンを1日に15袋に増やして回復に努める

 自宅に戻ってからは、開腹手術を避けたい一心で、黒酵母βグルカンを必死に飲みました。「たくさん飲んだ方がいいかもしれない」と思ったので、それから1ヶ月半ほどの間、1日に15袋以上は飲み続けました。
 そうしていたところ、病院に行く日の5日ほど前から、真っ黒い便が出るようになったのです。それまでも、黒ずんだ血便がずっと出ていましたが、こんなに黒い便ではありませんでした。

ガンが退縮し開腹手術を免れる
 
 7月の下旬に病院に行き、再び内視鏡で検査してもらったのですが、驚いたことに、以前あったはずの場所にガンが見当たりません。先生も内視鏡を動かし、必死に探しているようでしたが、それらしきものがないようで「あれ?おかしいな???」と何度もおっしゃっていました。よくよく見ると、前回とは似ても似つかないほど小さい「タラコのようなもの」がひとつあったので、そのまま切除して治療は終了しました。先生も、思いがけないことにすっかり驚いている様子で、しきりに首をかしげていらっしゃいました。
 私は、開腹手術を覚悟していたので、胸を撫で下ろすと同時に、黒酵母βグルカンの恐るべきパワーを実感しました。そして、回復することを信じて黒酵母βグルカンを飲み続けて本当によかったと心の底から思いました。

その後の経過も体調も非常に良好

 その後は、2〜3ヶ月に1度、検査のために通院し、経過を見ていましたが、黒酵母βグルカンを飲み続けているおかげか(今は1日に3袋)、経過はすこぶる良好です。7月の末に受けた「術後1年」の内視鏡検査でも、全く異常は見られず、胸を撫で下ろしました。
 それもそのはずです。1年前に立て続けに2回もガンにかかったのが信じられないほど体調はよく、食欲も旺盛で、以前よりも元気になったくらいです。普通はガンにかかったら、こうはいかないでしょう。娘も「お母さん、症状が軽くてよかったね。普通はもっと大変だから…」と言い、驚きながらも喜んでくれました。私も、娘が黒酵母βグルカンを勧めてくれなければどうなっていたかと、ただ、ただ感謝するばかりです。
 黒酵母βグルカンに助けられた命だと思っていますので、元気でいることに感謝しながら、これからも飲み続け、病気に負けないからだをつくっていくつもりです。