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大田ちず子さん 65才 兵庫県
(2013年8月取材)
身体全体の悪性のリンパ腫で放っておけば6ヶ月の命と言われる

 2年前のことになります。お風呂上がりに首のところにポコポコと皮膚が3ヶ所ほど盛り上がっていました。触ると引っ込むのですが、

中に何かがあるようなので気になって、軽い気持ちで耳鼻科のお医者さんに診てもらいました。1週間分の薬をいただいたのですが、全く効かなかったので再度受診し、CTを取ってもらったところ、大きな病院で検査するように言われました。
大きな病院でも始めは耳鼻科を受診しましが、細胞を摂って検査をした結果、悪性リンパ腫であることがわかり、血液内科でさらにPET検査※をしましたら悪性リンパ腫は体全体に拡がっている状態だったのです。かなりひどい状態だったらしく先生には、このまま放置していたら6ヶ月で死にますとまで言われ、大変なショックを受けました。お医者さんの話だと私のリンパ腫は、たちが悪く、治療をしてもすぐに再発する可能性が高く、5年後の生存率が10%程度と言われました。

抗がん剤の副作用がほとんど出なかった
 「がん」とわかったのは、2011年8月20日だったのですが、その後たくさんの検査があり、また担当の先生も学会などでお忙しく、病室の関係などもあって、実際に抗がん剤の治療を始めたのは10月12日でした。その間、何も治療することもなかったので、黒酵母βグルカンをたくさん飲みました。実は、黒酵母βグルカンのことは4年位前に、仲良しだった高校の同級生に勧められて、一年くらい飲んだことがあったのですが、その後は「私は「がん」にならないから、いらない」といって止めていたのです。
 けれども、いざ「がん」とわかっても抗がん剤の治療が始まるまでは、もう頼れるのは黒酵母βグルカンしかありません。
 抗がん剤の治療を始める前の9月には、自営のブドウ園の収穫の真最中だったので、ポケットにいつも黒酵母βグルカンを入れておいて、いつでも飲めるようにしていました。「絶対治る!」と信じて1日に20袋くらい飲んでいました。
 そして10月になり抗がん剤の治療が始まったのですが、聞かされていた副作用がほとんど出ず、髪の毛が少し抜けただけで、吐き気もなく、食欲も落ちることはありませんでした。治療のために一ヶ月弱入院しましたが、副作用がないためストレスもなく、同室の方とも仲良くなったり、お見舞いにきてくださった友達とも、喫茶店で話をしたり、本当に楽しい入院生活を送ることができました。

予後も良好で今のところ再発無し
 抗がん剤の治療はワンクールだけ入院し、その後は通院で行い、それも昨年3月で終わりました。その後の検査でも悪性リンパ腫は消えており、今のところ再発はないので、お医者さんも不思議がっておられました。かなり深刻な状態だったのに、退院してからは海外旅行も行きましたし、無理のないようにですが、仕事もし、充実した毎日を過ごしています。発症してから2年経ちましがた、先生の言われていた5年(生存確率10%)以上は絶対越えられると確信しています。そして終いの日まで黒酵母βグルカンを愛飲します。