井樋 駿さん(67才)佐賀県
私の家業は牛乳屋で毎朝2時に起きています。それが平成12年の末頃に、突然立ち上がることもできなくなってしまったのです。ゾクゾクとする寒気にもおそわれ、加えて猛烈な吐き気から食欲が全くなくなり、60kg以上あった体重が一挙に47kgに減ってしまいました。暮れの忙しい時でしたので、病院にも行けず、かといって仕事もできない状態でした。
平成13年が明けて、やっと病院で検査を受けたところCTで肝臓に10cm程のポリープが2つ見つかったのです。実はそれがガンで、家族や身内には「手遅れ」と宣告されたそうです。C型肝炎(輸血の経験はありません)がもとで、肝硬変から肝臓ガンに進行したとのことです。薬がでるわけでもなく、何の治療もないので、それとなく私なりに感ずるところもあり、どんどん生気が消えてしまい、治療すら受けられるからだでなくなってしまいました。
3月になり、私の変わり果てた姿を見た姪が、心配して「どうしても飲んで!!」と、黒酵母βグルカンをすすめてくれたのです。その効果あって、便秘症だったのが便通がよくなりだし、それと共に見る見る元気になっていったのです。
5月になって、治療に耐えられるまで身体が回復したので、治療のため25日間入院しました。入院してまもなく、血管造影をしながら直接患部へ抗ガン剤を打つ治療を受けました。そして、2回目の治療のための検査で、なんと医者は「ガンが2つとも死んでいる」と言うのです。死ぬのは私だったはずなのに、ガンの方が死んでいました。これは黒酵母βグルカンのお陰の他は考えられません。本来なら、3回は同じ治療を受けなくてはならないのが、お陰様で1回きりですんでしまいました。
その後も毎月検診を受けていますが、今年の1月の結果は、肝臓機能の数値がGOTが20U/ℓ、GPTが14と、周囲も驚くほどに回復しています。
5年前にさかのぼりますが、猛烈な倦怠感とのどの渇きを覚え、近所の病院で診察を受けたところ糖尿病で、薬を飲んでいました。それも今では、1日3回服用していた血糖の薬が、朝1回に減り、昼食前血糖も89mg/dℓまで下がっています。
牛乳屋に定年はありません。黒酵母βグルカンに救われた命のありがたみをかみしめ、家族と共にいつまでも元気で頑張ってゆきたいと思っています。